骨董品買取の種類「刀剣・日本刀」
刀剣は形や大きさなどの違いによって種類は分けられます。
湾頭以前の刀で、古墳時代から奈良時代にかけて作られたそりがほとんどなくまっすぐか、わずかに内反りの直刀、美術館や博物館で見ることが多く平安時代後期から室町時代初期まで腰に佩いており反りが高く刃長70〜80センチ程度の太刀、室町中期から江戸末期まで使用された60.6センチ以上ある刀、30.3センチ以上60.6センチ以下のものを脇差、36〜40センチのものを小脇差といいます。
長さが30.3センチ以内のものは短刀と呼び、両面に刃が付いており反りのつかないものを剣と呼びます。
刀剣は大陸からもたらされて以降、さまざまな戦闘によって改良されてきたものです。
また、その時代の技術などが反映されているため色々な様式があります。それぞれの必要性に応じて生まれ、その歴史や時代の思潮などを物語っているともいえます。
それぞれの特徴を知ることで、より楽しく見ることができます。
刀剣を骨董品買取してもらうポイント
刀剣の価格は安いものは十万円以下ですが高いものは数百万円するものもありますので、そのものによって大きな差があります。
それだけに刀剣を骨董品として買い取ってもらうときに、売る側が確かな見識を持っていないと買いたたかれるということがありますので、注意が必要です。
日本刀を買い取ってもらうために最低限必要なものは、都道府県が発行する登録証でこれがないと販売する以前に個人が所持することができませんから、重要です。
自分の日本刀の相場を知っておくことで、相場より安いかどうかで相手の刀剣商を信頼できるかどうかを判断できます。
日本刀の価値を把握するために見るポイントとしては時代や作者、銘などがあり、これがわかればその人の作品で検索してみるとすぐにわかります。
また刀の種類や大きさ、細工、拵えの内容を見ても珍しいものかそうでないものかどうかはすぐにわかりますし、刀身に錆がないことや刃が欠けていないかどうかだけでも、価値を把握することができます。
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